数の単位
一、十、百、千、万、億、兆、京(けい)、垓(がい)、ジョ(禾+予)、穣(じょう)、溝(こう)、澗(かん)、正(せい)、載(さい)、極(ごく)、恒河沙(ごうがしゃ)、阿僧祗(あそうぎ)、那由他(なゆた)、不可思議(ふかしぎ)、無量大数(むりょうたいすう)
数の単位を暗唱して遊んだことがある人もいるかもしれません。
しかし、私たちの日常生活の中で馴染みがあるのは、せいぜい「兆」までです。
日本の一般会計予算が約83兆円。
日本の長期債務残高が約800兆円。
こんなふうに、「兆」というと国家レベルの何らかの金額を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
しかし、その上の「京(けい)」となると、ほとんど耳にすることがありません。
まだその上に13個もの数の単位が準備されているのに、私たちは「兆」までしか使わないのです。
このサイトでは、「京」について掘り下げ、数の奥深さを知っていきたいと思います。
「1京」がいかに大きな数字か
「直感的に、1京ぐらいありそうだと思うもの」を、親戚や友人を対象にアンケート調査し、挙げてもらいました。
その中のいくつかを見ていきましょう。
★「人間が一生で過ごす秒数」(中1・女性)★
なるほど、長い人生を「秒」で計算すれば、たしかに大きな数字になりそうです。
計算してみましょう。例えば100歳まで生きた人は、約何秒間を過ごしたことになるのでしょうか。
100(年)×365(日)×24(時間)×60(分)×60(秒)=3153600000
なんと、100歳まで生きた人でも、32億秒足らずしか生きていないのです。
京はおろか、兆も程遠かったのですね…。
★世界人類の髪の毛の合計本数(会社員・男性)★
これはかなり大きな数になりそうです。京の登場もあり得るのではないでしょうか。
人間1人の髪の毛の本数は15万本ほどだそうです。これは成人の平均値でしょうが、大胆に計算してしまいましょう。
150000(本)×6000000000(人)=900000000000000
うむむ、900兆本!
あと一歩で1000兆本ですが、それでも0が1個足りません。
これでは全人類の髪の毛だけでなく、体毛を全て集めても1京にはとうてい届かなさそうですね…。
★地球と太陽との距離(老人・男性)★
距離に関しては、ナノメートル(10億分の1メートル)などを用いると、割と簡単に京、またはそれより上の単位を見出せそうですが、やはり一般的に馴染みのある「mm(ミリメートル)」までで京を登場させたいものです!
では、地球と太陽との距離は何ミリメートルあるのでしょうか。
地球と太陽との距離は「天文単位」と呼ばれ、天文学では基軸となっている数です。
その距離は約1億4960万キロメートルです。
つまり…149兆6000億ミリメートル…
遠く京には及びませんでした…
要するに…
やっぱり1京の壁は厚いということですね。
いったいどこに京が隠れているのでしょうか。
京の世界
馴染みのあるものの中から京を見つけ出すことはとても難しいことが分かりました。
それでは、どのようなものが私たちに京を味わわせてくれるのか、いくつか紹介してみます。